「歌と踊り」と言う固定概念の打ち壊すハイブリッドなアイドルグループ 「 RAY 」 。
楽曲はロックの中でもシューゲイザーやオルタナと言った、ラウドなサウンドのものが多いのも印象的。
前回のblogでも紹介したハタユウスケ氏も何曲も楽曲提供に参加し、コンピレーションCD「Total Feedback」にも参加していることからも、その「ガチ」度は感じて頂けると思います。
2020/8/24に渋谷WWWXで行われる筈だった1stワンマン「birth」は、コロナの影響で無観客での配信ライブに変更されましたが、その前哨戦とも言える有観客ライブが渋谷Milkywayにて、ソーシャルディスタンス/着座と言うガイドラインに従った上で行われた。
その日はハタユウスケ氏を筆頭に、アルバムにも参加したバンドメンバーによる「バンドセット」での特別なライブが行われた。
この日、サプライズとして RAY メンバーの甲斐 莉乃がギター&ボーカルとして全編バンドメンバーとして参加。
それに伴い、エフェクトボードを構築したいとの依頼を受け、お手伝いさせて頂きました。
それまでエフェクターはリハごとにセッティングしていましたが、リハやライブでのセッティングによるロスやトラブルの回避を目的に、ボードを組むことにしました。
本人がギターや他の荷物と共に持ち歩く事を想定し、「最低限のサイズ」で「軽さ」が条件でした。
そのため、今回はPedaltrain PT-M20-SC (Metro20)を選択。
こんな感じでコンパクトで、女の子でも持ち運べる重量感が魅力です。
メインボーカルを歌いながらギターを弾き、さらに次のパートに移るタイミングでペダルを踏みかえる…。
こんな大変な状況も多いため、踏みやすい位置の調整はシビアに行われました。
今回は直列のため、良く踏み替えるものを手前に、かけっぱなしのは奥にと言うジグザグ配列に。
考えながらエフェクターを並べる甲斐 莉乃さん。
エフェクトの順番や使用率を考慮し、じっくり考えています。
仮組み完了!
ペダル間の距離間なども実際にステージで踏んでみながら本人がシビアに調整しました。
調整が完了し、ボードが完成!
Pedaltrainと言えば電源を下側に潜らせられるのが魅力の機種もありますが、コンパクトさを優先して傾斜のないPT-M20を選択。
予め用意されていた電源ユニットが厚みがある物だったので、ボード上部に設置。
電源ケーブルはボード底面に一度集約し、そこから各機種に向けて裏面で這わせています。
そのお陰で、スッキリと美しく見えます。
ライブもソールドアウトで、サプライズも大成功!
タイトなタイムスケジュールながら、リハもトラブルなくセッティングが完了できて安心しました。
Pedaltrain Metro 20 (PT-M20-SC)
甲斐 莉乃 / RAY プロフィール
■RAY
「圧倒的ソロ性」と「『アイドル×????』による異分野融合」をコンセプトとする新時代のアイドル活動。
良曲・熱量あるライブパフォーマンスをウリにグループ活動をすると同時に、ソロとしても積極的に活動する。
またこれまでアイドルカルチャーと関わりの薄かった異分野をコンテンツに積極的に取り込みながら、あれもこれものいいとこどりをした新時代のアイドル運動体を目指す。
・・・・・・・・・(通称dotstokyo)運営チームが活動をサポートしている。
HP:https://r-a-y.world/
Facebook:https://www.facebook.com/RAY.world.official
Instagram:https://www.instagram.com/_ray_world
Twitter:https://twitter.com/_RAY_world
■甲斐莉乃
名前
甲斐 莉乃 (かい まりの)
概念
夜更かし自爆霊
呼び名
まの, のりまいか
生年月日
1998年3月30日
血液型
O型
出身
神奈川県
Twitter
https://twitter.com/norimaika
Twitter(夢日記)
https://twitter.com/norimaikaym
Instagram
https://www.instagram.com/norimaika/
pixiv
https://www.pixiv.net/users/28352179
HP
http://norimaika.zatunen.com/
アイドル活動をしながら、ずっと描き続けていたイラスト領域でもコミティア出展や雑誌掲載などの活動を続けイラストレーターとして一時期を過ごす。
現在はアイドルグループRAYのメンバーとして活動中、活動の一貫として創作を続ける。
2019年に個展『403 Forbidden』(Ohshima Fine Art)、2020年に個展『Fire of Arqus~アルギュスの送り火~』(CRISPY EGG Gallery)を開催。
2020年8月31日月曜日
2020年8月27日木曜日
ハタユウスケ with Pedaltrain Classic 2 (PT-CL2)
日本を代表するシューゲイザーバンド Cruyff in the bedroom のギター&ボーカル、ハタユウスケ氏。
月例シューゲイザー・イベント「Total Feedback」も主催し、「キング・オブ・シューゲイザー」とも称されているハタ氏。
Gretch ギターの熱烈な愛好家としても有名。
元 THE ZIP GUNS のメンバーでもあり、アニメ「行け!稲中卓球部」のエンディングテーマ「いつになっても いつまでも」と言えば心が震える人も多いのではないだろうか。
ハタ氏は様々なプロジェクトのサポートや楽曲提供を幅広く手がけ、その現場は多岐に渡る。
「Cruyff in the bedroom 用とは別にエフェクトボードが必要になった」と言う相談を受け、Pedaltrain の PT-CL2 を基に2つ目のエフェクトボードが構築されました。
※ インタビュー by ミックスウェーブ株式会社(=MW)
MW:まず、今回のボードの経緯を聞かせて頂けますか?
Cruyff in the bedroom で使用しているメインのボードはとにかくデカいんです(笑)。
平形の大型ハードケース 2枚分ですから、車移動じゃないと運べません。
そのため、海外遠征なども視野に入れた小型のサブボードは以前から使用はしていました。
そして、2019年に Cruyff in the bedroom のライブと、ニトロプラス(※)の20周年記念ライブ「NITRO SUPER SONIC 20th ANNIVERSARY」出演が重なったタイミングで、それをリニューアルしようと思いまして。
(※ ハタ氏は、ゲーム「みにくいモジカの子」の楽曲制作を手掛けている)
ツアーや大きなイベントとなると機材をトランポに預けっぱなしになることもあるので、とにかく頑丈さが重要な要素になります。
預けてしまうと当日まで触れなくなってしまうので、リハで良かった状態のままトランポに渡したいな…と。
そうなると、配線や電源関連を抜いたりせず、現場で電源ケーブルだけ挿せば良い状態が維持できるのは物凄く安心します。
MW:メインのボードはエレハモなど1つ1つが大きいですもんね。
それも全て直列配線なんです!
しかしサポートの現場となると、急な変更なども必要となるので、順番の入れ替えなどが簡単にできる必要があります。
そこで目を付けたのが Pedaltrain でした。
ケーブルをレールの下に這わせて、ボード上を縦横無尽にルーティングを行き来させることもできるのが魅力ですね。
なので、順番に関係なく「ON/OFFを行うエフェクトは手前に、掛けっぱなしのは奥に…」と配置できるのは、非常に大きいです。
ライブ中に間違えて踏むのが一番怖いですからね(苦笑)。
あとケーブルも Monster Cable で統一していて、硬いし太いので、平面状を這わせるのにも気を使います。
Pedaltrain なら裏を通してしまえば配線のストレスを感じないですし、何より表面的にスッキリ見えますからね!
MW:このボードに関しては、小型のエフェクターが大半を占めていますね。
大きいサイズのでこの数を揃えようとすると、結局はボード自体が大きくなってしまうので(苦笑)。
小さいエフェクターなら、Pedaltrain だとレール1.5本に1つ収まりますし、HOTONEに至っては1レーンに1つ収まります。
先ほども言ったように順番を気にしなくて良いので、頻度に応じて踏みやすいようにジグザグに配置しました。
・tc electronic polytune noir(チューナー)
・One Control Granice grey booster(ブースター)
・BIG MUFF GREEN RUSSIAN(ファズ)
・MOOER Solo(ディストーション)
・L's 16MAT(オーバードライブ)
・tc electronic HOF MINI(リバーブ)
・Xvive ECHOMAN(アナログディレイ)
・Xvive PHASER KING(フェイザー)
・HOTONE TAPE EKO(リバースディレイ)
・HOTONE OCTA(オクターバー)
・VALETON COPAL MDR(リバーブ/キルドライ)
・HOTONE VOW(ワウ)
・DOD Volume Pedal(ボリュームペダル)
・xvive U2(ワイヤレス)
MW:電源も裏側に収納していますね。
中央上部の裏側に装着しています。
電源のスペースや、そこからの配線に頭を悩ませずに済むのも助かります!
順番もバラバラとなると、電源の配線もあっち行ったりこっち行ったりになるので、裏側を上手いこと這わせています。
配線も、結束バンドでレールに留めてしまえば簡単にまとまりますしね。
MW: サイズ面で Classic 2(PT-CL2)を選んだ理由は何ですか?
「持ち運べるサイズ」と「必要な物が余裕持って搭載できるサイズ」の両方の面から見てベストなサイズだったからです。
これより大きくて重くなると、手持ちでの移動は流石にキツイです(苦笑)。
ボード自体は大きさの割に驚くほど軽いですが、これだけの数のエフェクターが乗れば、流石に重くなるので…(笑)。
左上に置いてある、現場によって差し替えできるように用意してあるサブも一緒に入れておける余裕もありますし。
あと重いと言えばマジックテープも気にしていました!
やっぱり安物を使うと自重で動いたり、夏場の温度で粘着面がズレてくるので。
Pedaltrain の付属マジックテープは頑丈な方だと聞いていたので、そこも信頼しています!
MW:ありがとうございました!
Pedaltrain Classic 2 (PT-CL2)
ハタユウスケ / cruyff in the bedroom プロフィール
日本のシューゲイズバンドの代表格「cruyff in the bedroom (クライフ・イン・ザ・ベッドルーム)」のヴォーカル・ギター・全楽曲の作詞作曲を担当。
バンドと並行して、音楽プロデューサー、作詞家、作曲家、アレンジャー、クラブDJ、イベントオーガナイズ活動も行っており、自身のレーベル「Only Feedback Record」のオーナーでもある。
以前のバンド「THE ZIP GUNS」ではアニメ『行け!稲中卓球部』のエンディングテーマに「いつになっても いつまでも」が起用された経歴を持つ。
また生粋のガンバ大阪ファンが嵩じてJリーグ好き芸人のみなさんと「芸人Jリーグナイト(トークライブ@阿佐ヶ谷ロフト)」にレギュラー出演中。
twitter(cruyff in the bedroom) https://twitter.com/c_i_t_b Facebook https://www.facebook.com/yusuke.hata.3382 INSTAGRAM https://www.instagram.com/yusuke_cruyff/?hl=ja
最新リリース情報
V.A. / Total Feedback 2020
2020/10/21 Release
毎月最終日曜日に開催、アジアが誇る名門シューゲイザーイベント[Total Feedback]
が贈るコンピ第三弾! 日本・台湾より、個性溢れる轟音アーティスト12組による
甘美でドリーミーな2020 年式最新型シューゲイズコンピレーション。
( 全アーティスト新曲・未発表バージョン収録)
01. RAY
[ 愛はどこいったの? / Where Did Our Love Go? ]
02. COLLAPSE
[ MORPHEUS ]
03. the terminal stage
[ bench ]
04. concrete twin
[ Try ]
05. 記號士 The Sign of Human
[ 夢見了黑藍色 Yvette ]
06. The Florist
[ Weird Dreams 2020 MIX ]
07. Volcano 純情火山
[ Loose Kiss ]
08. fedress
[ 卒業 ]
09. OLDTIMER
[ Daylight ]
10. Yukla Down
[ Spirit Flies High ]
11. Nuit
[ after silence ]
12. 夜に駆ける
[ 陽射しに照らされて short ver. ]
東京高円寺HIGH にて毎月最終日曜日に開催されているシューゲイザー特化イベント[Total Feedback]。
2008 年にパーティーをコンパイルしたコンピアルバム第一弾( コロムビア& オンリーフィードバック)
、2018 年には10 周年を記念し日本国内バンドだけでなく台湾・中国より4組参加の第二弾をリリース。
二年ぶりとなる今作には、5月にデビューアルバムをリリースした噂のシューゲイザーアイドル[RAY]、
シューゲイザーだけでなくNW も内包する実力派[The Florist]、ZEPPET STORE 五味誠がプロデュースを
手がける[Nuit]、アメリカ・ロシア・日本と多国籍なメンバーにより東京を活動拠点とする[Yukla Down]、
Only Feedback Record 所属の[COLLAPSE]、2020 年にデビューミニアルバムを発表したばかりの[fedress]、
そして前作同様台湾より[The Sign of Human][Volcano] の二組らが参加。
登録:
投稿 (Atom)